FX口座を複数個、開設すべき理由
FXの取引口座をどこの会社で開設しても同じではありません。
複数のFX口座を開設して違いを知って、その上で運用すべきです。
銀行口座を1つしか開設してない、って人は少ないはずです。
ほとんどの人が、大手都市銀行や地方銀行、ネット専業銀行など、複数の口座を持っているはず。
クレジットカードだって、複数枚持っているはず。
それなのに、どうしてFX業者になると、たった1社に絞るのでしょう?
FXも会社ごとに特色があります。
FXは会社でどう違うの?
FX口座を1つでなく複数個開設するべき理由について述べます。
- スプレッドは会社や通貨ごとに差がある
- スワップは会社ごとに違う
- 取引高や約定力が会社ごとに異なる
- 取引単位の大きい、小さいがある
- 提供されているツールやマーケット情報が違う
- 口座開設時だけでなく、随時行われるキャンペーンに差がある
- ポイント制度の違い
- レバレッジが違う
- 取引タイプに合う、合わないがある
軽く挙げてみただけでこれくらい会社ごとに違いがあります。
FXは収益をあげることが大きな目的の一つです。
複数口座を開設してみて、そこから断捨離して、あなたに適した口座だけを残していく方法を取るべきです。
FXは使いやすいことがまず第一
FX業者を比較する項目はたくさんあります。
しかし、決まっています。
もっとも重要視すべき項目は「使いやすさ」です。
「何年前ですか?」と聞きたくなるような、更新されていないウェブサイトやツールじゃ困ります。
常に利用者の声を取り入れて改善され続けている会社のほうを選ぶべきです。
取引するウェブサイトやツールの使いやすさ、見やすさ、接続性、速さは、ストレスなく取引し続けるためにとても大切な要素です。
次に収益、利益に直結する項目
使いやすさの次に比較するべきは、本筋の収益や利益に直結する各種の項目です。
スプレッドやスワップが1違うだけで、長年取引して積もり積もれば大きな差になってきます。
使いやすさが同等なら、スプレッドやスワップ、取引手数料にこだわって取捨すべきです。
約定力も、とても大事です。
FX会社のどこでも同じでない、大きな要素は参加している人数の差です。
取引である以上、たくさんの人が参加しているところほど、取引が成立します。
参加者が少ないと、ピクリとも値が動かないこともあります。
参加数だけでなく、約定力のもうひとつの要素がFX業者側の取引システム、あなたが使うツールの能力です。
ここが速くないと、値や注文をリアルタイムに高速に処理をこなせません。
ほかの市場参加者に速さで負けると約定できません。
この部分はFX業者ごとに確実に差があります。
しかし、使ってみてはじめてわかる点でもあります。
複数業者を使わないと、実はいつも不利だったことに気付くことさえ出来ない可能性があります。
まったく同じ自動売買ツールを動作させた場合でも、AのFX業者では取引が発生しても、Bでは発生しないことがあります。
これは、スプレッドやティックの動きが各社で異なるからです。
自動売買は、複数業者で動作させて、フォワードテストする必要があります。
ツールの差
提供される情報やツールはどこのFXでも同じではありません。
自動取引やリピート系の有る無しは、FX業者ごとに違います。
裁量取引に向く会社、自動売買が向く会社、リピート系に向く会社など、特性があります。
まとめ
FX業者をはじめから1社に絞り込まず、複数口座を開設して使ってみたうえで断捨離しましょう。
- ポイント経済圏内の使いやすいFX業者
- スプレッドやスワップ、約定力が強い業者
- 裁量取引、スワップ収益、自動売買、リピート発注で使い分ける
いろいろなFX業者で口座を開設してみて、そこから3,4社に絞りこんでいくと良いでしょう。
また、新しい革新的な業者が出現したときには、積極的に試してみましょう。