外国為替の乱高下にリピートイフダンやトラリピが向いてる?
2022年の外国為替相場は、ウクライナ地政学リスクやインフレ、株安、金利差から出てくる日々の経済指標や要人発言から、それぞれの要因どうしが綱引きして上がったり下がったり毎日忙しい展開が続いてます。
デイトレードやスイングトレードのかたも翻弄されてるんじゃないでしょうか。
方向性を読みづらいとき、もう予想や予測を止めて、リピートイフダンやトラリピで取っていくのも一つの手じゃないでしょうか。
リピートイフダンやトラリピは年単位のレンジで狙うFX手法
FX相場は「トレンド3割、レンジ7割」とか言われます。
でも、レンジに見えるときでも、いま見てみる時間軸よりも下位の時間軸に降りればちゃんとトレンドが出ていたりします。
レンジ相場といっても、ずーーーーと横線で進行しているわけでなく、その一定の範囲内で上がったり下がったりしているわけです。
だから、一部を切り出して見てみれば、そこでは上昇や下降が起きているので当然ですね。
年単位でみれば、外国為替相場は壮大なレンジ相場です。
一定の値幅範囲で、数年単位で上がったり、下がったりしています。
15分や1時間、日足で一喜一憂するのに疲れたなら、週足や月足で取引してみたらどうでしょう?
週足や月足なら、ほぼほったらかしです。
そんなほったらかしに向いているFX手法が、リピートイフダンやトラリピです。
リピートイフダンやトラリピに最適な通貨ペア
リピートイフダンやトラリピに向いている通貨ペアは、大きな時間軸でちゃんとレンジ相場になっていることが確認できる通貨ペアです。
年単位のレンジ相場になっている通貨ペアは、
- 国際決済の上位通貨ペア
- 相関がある、似た者同士の通貨ペア
です。
リピートイフダンやトラリピは、ほったらかし投資に近いので安定していることが重要です。
これまで通貨危機やデフォルトなどのクラッシュしたことない通貨は、国際決済通貨の上位だけです。
流通量が少ない通貨は「〇〇危機」「〇〇ショック」などの時に一時的にクラッシュしてしまうことがあります。
そうなると含み損を抱えやすいリピートイフダンやトラリピはロスカットになってしまう危険性があります。
簡単にはクラッシュしない国際通貨から選んでおけば安心です。
ちなみに現在の国際通貨上位は、
- 米ドル
- ユーロ
- 英ポンド
- 人民元
- 日本円
です。
なかでも米ドルが圧倒的立場です。
これらのあとに豪ドル、スイスフラン、カナダドルと続きます。
もう1つの似た者同士の通貨ペアは、大きく相関関係が崩れることがなく連動しやすいのでレンジ相場が形成されます。
似た者同士の通貨ペアの代表は、
- EURGBP
- GBPUSD
- USDCAD
- AUDNZD
- AUDCAD
などです。
国家間の距離が近い、関係が強い国同士、最大貿易相手国、資源国同士などです。