【海外旅行トラブル】 乗車する車両が存在していない! そんな馬鹿な!
【海外旅行トラブル】 乗車する車両が存在していない! そんな馬鹿な!
troubleとtravelの発音が似ているという話をしたいのではありません。
ヨーロッパを旅しているとき、都市から都市へ移動するためにヨーロッパ都市間特急列車のユーロシティ(EuroCity, EC)を利用しました。
日本であらかじめ鉄道会社のウェブサイトで日時、列車、座席指定してチケットを購入して出かけました。
ベルリンからドレスデンに移動するECでは遅延も何のトラブルもなく順調に移動できました。
問題は次の移動時に起こりました。
ドイツの列車はよく遅れることを体感
トラブルはドイツのドレスデンからチェコのプラハへECに乗って移動しようとしたときに起きました。
同じプラットフォームに入ってくる直前の列車が30分遅れの表示が出ました。
え!乗る列車と入ってくる時間が被るんじゃない?って思っていると、当の乗車予定の列車も20分遅れの表示が出ました。
実際に列車が到着するまで、2つの列車の遅れ時間が増えたり減ったり、掲示順が前後しました。
到着時刻が被って直前にプラットフォーム変更されるかもしれない心の準備をしていました。
予約した号車が連結されていない!
プラットフォーム変更なく直前の列車が到着出発し、いよいよ次に待っているプラットフォームに乗車予定の列車が入ってきます。
入ってきた列車の写真を撮りつつ車両に書かた番号を見ていました。
「あれ? 乗る予定の車両番号がない。次の番号の車両が目の前に止まったぞ。待つ位置を間違えたかな?」と思いました。
そう思って横の車両に行ってみると、号車番号が抜けている!
連番になっていない!
新幹線で例えるなら、3号車の次が5号車になって4号車が抜けているような状態。
乗る予定の号車が抜け落ちている!
そんな馬鹿なと逆側に行ってみると、素直に連番になっている...。
ECの列車編成の変更が通知されていなかった
乗車予定の列車に間違いはないので乗車すると列車は不安と心配をよそに発車します。
近くの車両で車掌さんにeチケットを見せるとその車掌がもう一人の車掌のところまでてくてく歩いて行き何やら話している。
おもむろにeチケットにペンで何かを書いた。
手書きで号車とシート番号が書き換えられた!
手書きされた2つ後ろの号車のその指定されたシートに行ってみると、座席番号を示したところに紙が差し込んであって元乗る予定の号車と座席番号が書いてある…。
ウェブ予約なのにeメールで変更を連絡してくることもなく勝手に適当に違う号車のコンパートメントに振り替えられていたというオチでした。
周囲のコンパートメントを見てみると同様に乗る予定だった号車と座席番号の紙があちこちに差し込んである。
「予約時点で空席が十分にあった特急列車だから連結する号車を1つ減らした編成にしてみました! エコでしょ! えへっ!」ってことなのだろうか。
オンラインで予約購入したチケットでeメールアドレスも知ってるんだから、ちゃんと事前に連絡してきて!
すごい焦って無駄に汗かいたから!
ヨーロッパ鉄道旅 号車番号の余談
ヨーロッパの列車は日本みたいにきれいに1号車から17号車まで連番みたいになっているとは限りません。
4号車から始まっていたり、10号車や13号車がとばされているとか、21号車から始まっているとか、263号車から始まっているとかざまざまです。
実際にどんな構成になっているかは予約する際や駅のプラットフォームで待つべき位置を教えるボードに書いてあります
まとめ
ヨーロッパの列車で教訓。
運行キャンセルや到着遅延、プラットフォーム変更のほかに、連結する車両の数を減らしてくることがあるよ!