海外で発酵途中の若いワインを味わう楽しみ

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海外で発酵途中の若いワインを味わう楽しみ

海外ならではの楽しみのひとつが、発酵途中の若いワインである、フェーダーヴァイザーブルチャークシュトゥルムと呼ばれる、ワインになる一歩手前のアルコール飲料を飲めることです。

北半球では秋口に入るとぶどうが収穫され、ワインの仕込みが始まります。

ワインになる過程のアルコール発酵途中、微炭酸・低アルコールの状態で提供されるのがフェーダーヴァイザーなどです。

ワインはアルコール度数が12~14度くらいが一般的です。

この発酵途中のワインは、アルコール度数が4~6度くらいで飲み口はリンゴジュースやグレープジュースのようです。

時間が経過するにしたがってアルコール度数がじょじょに上がっていきます。

発酵途中のワインはヨーロッパの秋の風物詩

発酵途中のワインは作りたてのときにしか飲めません。

ヨーロッパでは9月~10月にしか味わうことが出来ない季節限定の秋の風物詩のようなお酒がフェーダーヴァイザーなどです。

クリスマスマーケットが12月にしか楽しめないように、発酵途中の若いワインを楽しむためには9月ころにヨーロッパに海外旅行する必要があります。

発酵途中ゆえに空輸不可のワイン

ワインになる手前の若いワインは、発酵途中のワインであるため、瓶を密閉することが出来ません。

発酵している状態なので、ワインから二酸化炭素がじわじわ出ている状態なんです。

そのためヨーロッパから日本に空輸するといったことが出来ません。

ヨーロッパの現地でしか飲めないんです。

現地で販売されても密閉されない空気穴が開いた瓶で売られています。ワイン瓶を必ずまっすぐに持たないと液体がこぼれ出てしまうんです。

発酵途中のワインは、基本的には収穫祭やワイナリー、街中のエノテカで味わう飲み物になっています。

 

発酵途中のワインは国や地方によって呼び名が異なる

この記事ではドイツでの呼び名「フェーダーヴァイサー」を中心に書いています。

発酵途中の若いワイン、ワイン手前のアルコール飲料の呼び名は、国や地方によって異なっています。

フェーダーヴァイサー(FederweißerまたはFederweisser)は、ドイツでの呼び名です。

ほかに、オーストリアではシュトゥルム(Sturm)、チェコではブルチャーク(BurčákまたはBurcak)と呼ばれているほか、ほかの地域ではノイアーヴァイン、ズーザー、ブレイザー、ビノヌーボなどと呼ばれています。

白ワイン、赤ワイン、ロゼで呼び名が違ったりします。

ドイツでは赤ワインの発酵途中をフェダーローターと呼んでいます。

フェーダーヴァイサー(ドイツ語で白い羽の意味)は、白ワインになる手前のワインの呼び名です。

秋にヨーロッパ旅行する際には発酵途中のワインの綴りを覚えておくとよい

秋にヨーロッパへ海外旅行に行くとき、これら発酵途中のワインの綴りをメモやスマホに書き残しておくことをおすすめします。

季節限定のアルコール飲料であるため、飲食店の通常メニューには記載がありません。

入口や店内に張り紙で「フェーダーヴァイサー入荷!」「フェーダーヴァイサーあります」みたいに書いてあります。

収穫祭などのワイン屋台で注文するときにも「フェーダーヴァイサー」って言えないと注文することが出来ません。

国や地域で呼び名が異なりますので、あらかじめ旅行する先で何と呼ばれるのか調べておきましょう。

また、地域で週末に行なわるイベントを調べておきます。

広場や公園、植物園などで収穫祭のイベントがあれば、ワイン屋台が出てないか告知やウェブサイトを調べてみましょう。

まさにそのものの「ワイン祭り」ならほぼ100%の確率で発酵途中のワインが味わえます。

ウェブサイトや告知は現地語だけの提供だったりします。ウェブ翻訳などを活用しましょう。