オーストラリアドルのレートが過去のチャートからみて買える水準な件
2020年、新型コロナウイルス感染拡大とそれによる経済活動縮小、米中貿易戦争がオーストラリアドルに大きな影響をおよぼしています。
オーストラリアドルと日本円の為替レートは平常時なら80円台の範囲でうろうろしています。
2020年3月現在、オーストラリアドルと日本円の為替レートは60円台前半で推移中です。
オーストラリアドルは身近な高金利通貨だったはず
日本円の普通預金や定期預金に付く金利が雀の涙になって長くなります。
1年定期で金利0.2%って、ポイ活に勤しんだほうがよほどに多く還元を受けられます。
そんな状況においては外国通貨の定期預金やMMFが人気の的になってきました。
オーストラリアドルもそんな通貨のうちのひとつです。
南アフリカランドやトルコリラに比べればリスクは少なく高金利でニュージーランドドルと共に人気です。
でも今はオーストラリアドルも年0.5%とか低金利になってしまって金利面での魅力はあまりありません。
オーストラリアも金融緩和中
どうしてオーストラリアドルが低金利な状態になってしまったかというと、世界の潮流とおなじく金融緩和を行なっているからです。
オーストラリアは資源国です。
実際に西オーストラリアにあるパースに行ってそれがよくわかりました。
パースは世界的な資源開発会社の高層ビルが立ち並んでいるんです。
オーストラリアが資源国だということは景気の動向をもろに受ける国だと言うことです。
資源国や観光立国は経済不況になると、見事に不景気になります。
オーストラリアが金融緩和に走った主な理由は、2015年からの中国経済失速によります。
ここのところの新型コロナウイルス感染拡大による経済不安、世界同時株安が追い打ちをかけている格好です。
オーストラリアドル / 日本円が60円台を付けるのは稀な状況
オーストラリアドル / 日本円の外国為替レートが今64円くらいになっています。
こんな為替レートになっているのは2008年のリーマンショックぶりです。
リーマンショックのときのオーストラリアドル / 日本円底値圏で55円から65円でした。
その前のITバブル崩壊のときも同水準でした。
2020年3月の時点で、新型コロナウイルス感染拡大に伴う経済不安、リスク資産からの逃避で新興国通貨が軒並み売られている状況です。
南アフリカランドやトルコリラ、ブラジルレアルとか凄いことになっています。
10年、20年に一度の水準になってきています。
そんな通貨を買ってホールドしておけばウハウハ!って言いたいところですが新興国通貨にはデフォルトのリスクも有ります。
その点、オーストラリアは英連邦の国です。トルコ、ブラジルよりは安心です。
今はオーストラリアドルを定期買い付けする絶好の時期になると思っています。
オーストラリアに長期滞在する人ならオーストラリアドル買い
通常期ならオーストラリアドル / 日本円の為替レートは80円台です。
それが今64円とかになっているので、いまオーストラリアに長期滞在すれば通常よりかなり割安に感じることが出来るはずです。
が...今は新型コロナウイルス騒動のせいでオーストラリアに行くことが出来ません。
残念なことです。
しかしオーストラリアドルへの両替は行く前の今やっておけます。
今、オーストラリアドルに両替しておけば、この先とうぶんはお得感を持ってオーストラリアでロングステイできるわけです。
わたしは毎月オーストラリアドルを積み立て購入してドルコスト平均法を取っています。
そして貯めた外貨預金を支払いに使えるVisaデビット付きキャッシュカード「Sony Bank WALLET」で現地通貨で支払いしています。
今月は追加上乗せしてオーストラリアドルを購入しました。☺
来月もこの水準であれば追加購入したいと思います。
※ 意見は個人的な見解です
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