クチンはパースと似ているらしい | ロングステイ(長期滞在)

2019-02-01

パース CBD 夜景 Perth オーストラリア

ロングステイ(長期滞在)候補として、オーストラリアのパースを検討しています。パースは「世界でもっとも美しい街」と評判が高いんです。そんなことを言われたら、行かないわけにいかないですね。

クチンはパースと似ているらしい

そもそもオーストラリアのパースに興味を持った理由は、クチンにあります。

マレーシア政府観光局の人が「クアラルンプールのほかにロングステイでオススメの場所は?」という質問に対して、候補の1つにボルネオ島のクチンを挙げて「クチンに初めて行ったとき、パースに似ていると感じた」と感想を述べました。

そこからロングステイ候補地リストにクチンが入っているわけですが、似ている元を見ておかないことには似ているかどうか判断しようがありません。

パースをgoogle先生で検索してみると、「世界でもっとも美しい街」「世界の住みやすい街ランキング常連」「世界でもっとも孤立した街」とか出てくるじゃないですか!

これはもうパースでロングステイ(長期滞在)体験してみるしかないですね。

オーストラリアのパースは日本からの便があまりよくない


オーストラリアは日本人観光客に人気がある国の1つです。でもパースはオーストラリアの中では穴場なようです。

日本からの直行便があるシドニーやメルボルン、ケアンズは全部オーストラリア東部にあります。

対してパースはオーストラリアの西部にあり、日本からの直行便はありません。

人気がある東部サイドからパースへ飛行機で5時間以上かかります。

それだけ時間が余計にかかると穴場扱いされるのは仕方ないかもしれないですね。

パース便が一番多いのはシンガポール航空

直行便がないなら日本からパースに行くにはどこを経由すればよいか調べてみました。

調査の結果、パース便が一番多い国際便はシンガポール航空でした。シンガポール – パース 間を1日4便飛ばしています。
(西オーストラリア州政府観光局調べ)

次に多いのは、バリ島のデンパサール。ガルーダ・インドネシア航空、Air Asiaなどが飛んでいます。

ドバイ、クアラルンプール、オークランド、香港と続きます。

日本からパースに行くときに経由する場合、シンガポール、デンパサール、クアラルンプール、香港あたりが経由地になります。

航空券代を安くあげるなら、Air Asiaやスクート、ジェットスター航空が使えます。

Air Asiaやスクートなら、日本からパースまで7万円くらいで往復できそうです。

そのほかの航空会社になると、日本とパース往復で9万円~14万円くらいが相場になります。

東京からパースまでの飛行時間は、乗り継ぎ1回で最短で13時間くらいです。

シンガポール、デンパサール、香港の3つどれでもほぼ最短13時間で横並びです。

便数と飛行時間の両方から考えて、日本からパースに行く場合は、シンガポール、デンパサール、香港経由を選ぶと良さそうですね。

パース行きでJALやANAのマイルを貯めるには


日本からパースへ便利な3つの経由地がわかったところでパース便の選択肢は、どの航空会社でマイルを貯めているか、経由するならどの空港が望む設備が充実しているかが鍵です。

JAL日本航空でマイルを貯めているなら、JAL、カンタス航空、キャセイパシフィック航空、ジェットスターが候補です。

ANA全日空でマイルを貯めているなら、ANA、シンガポール航空、ガルーダ・インドネシア航空になります。

ということは、JALのマイルを貯めたいなら、シンガポール経由(JAL→カンタス)か香港経由(キャセイパシフィック)になります。

ANAのマイルを貯めたいなら、シンガポール経由(ANA→シンガポール航空、シンガポール航空)、デンパサール経由(ガルーダ・インドネシア)になります。

空港施設の面では、デンパサールがこのシンガポール、デンパサール、香港3つの中では弱いですね。

待ち時間を快適に楽しく過ごせる点で、アジアを代表するハブ空港であるシンガポールと香港に軍配があがります。

ということで、結論は日本からパースに行くなら、シンガポールか香港経由です。

ANAがパース直行便を就航

ANAが2019年9月からパース直行便の就航を正式に発表しました!

1日1便。

成田11:10発、パース20:15着。

パース21:45発、成田翌8:25着。

オーストラリア西部のビジネス需要は主に鉱物資源と天然資源(宝石など)です。観光客や留学生だけでは路線は成り立たないので、ビジネスクラスを埋めてくれるビジネス客がどの程度の頻度で利用してくれるかが路線存続の鍵になりそうです。