上昇が期待できる、日本の高配当株控え選手リスト

先日、別の記事で日本高配当株のポートフォリオを公開しましたが、今回は改善の結果として株価上昇と利回り上昇の期待が出来る日本の高配当株、次にポートフォリオに入れそうな企業の銘柄を紹介したいと思います。
東証はPBRやROEの改善を上場企業にせまっている
東証一部から東証プライム市場に変わるときに東京証券取引所は上場企業各社に対して、株主目線の改善を要望しました。
具体的には、情報公開、指標(PBRやROE)を改善することなどです。
その結果、自社株買いをしたり、配当利回りや株主優待を良くする企業が続出しました。
それらの企業は株価も上昇しました。
これから改善が期待できる上場企業を抽出する
すでに実施した企業も多いですが、まだまだ実施が足りてない企業もたくさんあります。
そこで、指標的に物足りない、これからまだ改善の余地がある、優良企業をスクリーニングしたいと思います。
スクリーニングの条件。
- 時価総額が2000億円以上の大型企業
- 自己資本比率が30%以上の財務健全企業
- 営業利益CAGRが10%以上の成長企業
- PERが15倍以下
- ROEが5~8%
- 配当利回りが2%以上
東証が目安としているラインは、PBRが1.0以上で1.5以上がなお良いとされています。
それに達するには、PERが15倍以上で、ROEが8%~にならないと達成できません。
まだそのラインに達しておらず、あと一歩が必要な優良企業をスクリーニングしました。
結果として8社がこれに該当しました。
次世代の日本高配当株ポートフォリオ入りを狙う企業を公開
さっそくスクリーニング結果を載せます。
もう一歩が必要な企業ですが、しっかり成長している優良企業ばかりですね。
改善策が打ち出される前に仕込み始めるもよし、ウォッチリストに入れておいて監視しておくもよしです。