マラガの観光や天気 ロングステイ生活の評価 スペイン

2016-10-08

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マラガの観光や天気、移動手段、ロングステイした場合の長期滞在生活コストなどについて書きました。

マラガへのアクセス、移動手段 マラガの天気について

スペインのマラガに2016年9月、約3週間滞在してきました。滞在の目的は、マラガがロングステイの候補としてどうか体験し評価するためです。

スペイン・マラガは、地中海に面したアンダルシア地方のコスタ・デル・ソル(太陽海岸)にあるリゾート地です。

日本からマラガへ行く場合、マラガへの直行便はありません。バルセロナかマドリード経由、その他ヨーロッパから乗り継ぎになります。

マラガ国際空港からマラガ市街地まで車で約20分というアクセスの良さです。

マラガはアンダルシア観光の拠点にぴったり

マラガはピカソの生誕地で旧市街にピカソ美術館やアルカサバ、教会などがあります。

マラガがあるアンダルシア地方はほかにもたくさんの観光地があります。

マラガの中央駅(マラガマリアサンブラーノ駅)はスペイン新幹線が発着しています。

スペイン新幹線を利用すれば、コルドバまで1時間、マドリードまで2時間半で行くことができます。

また、マラガマリアサンブラーノ駅の横に長距離バスターミナルがあります。グラナダに行くときなどに利用できます。

マラガは、アンダルシア地方を観光する拠点として使いやすく、バス(市内バス・長距離バス)と列車(近郊線・長距離)で行動できます。

マラガに滞在している間に観光に行った先を書いておきます。

マラガから列車(近郊線)で、トレモリーノス、フエンヒローラ、ミハス(フエンヒローラから市内バス)に行きました。

マラガから列車(長距離)で、コルドバ、セビリア、ロンダに行きました。

マラガから長距離バスで、グラナダ、ネルハ、フリヒリアナ(ネルハから市内バス)に行きました。

いずれもマラガから日帰り観光です。

マラガの気候

マラガの気温は、夏場でほぼ東京くらい。朝は東京より涼しくなります。冬で10度ちょっとくらい。雨はほとんど降りません。

今回、アフリカから熱波が来たタイミングでは、内陸部のグラナダやセビリアは40度近い気温になっていましたが、そのときマラガは35度でした。

マラガの治安について

マラガの治安については、それなりに用心・警戒が必要だったバルセロナやマドリードの経験から用心して行きました。

しかしマラガの治安は、東京と変わらない程度の治安です。こちら側が拍子抜けする感じでした。

観光客とわかると近寄ってくる犯罪者や押し売りらがいません。

朝の4時5時まで酒場で楽しく飲んでいる声が聞こえてきます。

ただ、現地の人がカバンの口を押えて持っているのを日常的に目にしたので、スリや置き引きに用心するにこしたことはないようです。

グラナダやコルドバの治安も安全に感じました。

唯一セビリアで「ここは用心が必要」とセンサーが感知しました(笑)。セビリア観光するときは治安に用心したほうがよさそうです。

マラガでの費用や生活コスト

マラガの生活コストは、日本より安く暮らせます。

食パンや水は0.5ユーロ程度から買えます。

マラガの旧市街などで夜に外食した場合、二人で10ユーロちょっと(タパス2皿、サラダ、グラスワイン2杯、パン無料)から、ちょっと高めのレストランでディナー 50ユーロ程度(1/2ポーション5皿、ワイン4杯、コーヒー2杯)に収まります。

外で朝食を取った場合、3.5ユーロ程度(コーヒーとオレンジジュースに、サンドイッチパンやクロワッサンなどから1個)です。

スペインはパエリアで米は食べれますし魚介類もおいしい。食事の味付けや味覚は日本人に合っていると思います。店によってちょっと塩辛いかなというところもありました。

余談ですが、マラガでのお昼ご飯は14時から、夜ご飯は20時からというスペイン流です。しかしイギリス観光客は12時、18時から食べようとする人たちもいるので柔軟な営業時間になっている店もあります。

マラガの市内バスは1.3ユーロ(前乗り、先払い)。

宿泊は、民泊のAirbnbを通して旧市街に1ベッドルーム(1リビング、1ベッドルーム、キッチン、UB、洗濯機付き)のアパートを借り、一泊約6500円でした。マラガの☆3クラスのホテルに同程度の価格で宿泊できます。

マラガがあるコスタ・デル・ソルは5~10月がオンシーズンにあたります。その期間内でこのくらいの価格で宿泊できます。先進国の日常生活を暮らせるマラガのコストパフォーマンスは、全体として良いと思います。

マラガなどアンダルシア地方では英語がかなり通じる

スペインなので、公用語はスペイン語です。

見た目でこちらは観光客だとわかると思うのですが、わりと容赦なく普通にスペイン語で話しかけてくる場合がけっこうあります。(即「¡HOLA!」(オラーッ)って言うから論もあります)

もしマラガにロングステイで暮らすなら、初級のスペイン語会話程度を出来たほうが良いかな。

食料品の買い物や飲食するために、スペイン語の肉や野菜など食べ物の単語、量の表現を覚えるとよいでしょう。

でもアンダルシア地方はイギリスからの観光客、定住者がとても多く、ほとんどの場所で英語が通じます。

ほとんどのレストランで英語メニューがありました。

アンダルシア地方では日本語はほぼ通じません。観光地で日本語のパンフレットがあるところもあるという程度です。したがって旅行英会話レベルの英語力は必須です。

滞在中、日本人はマラガではほとんど見かけませんでした。アジア人率は低く、たまに韓国人の女の子旅を見るくらい。日本人とはほかの有名観光地(コルドバやミハスなど)に行ったときに添乗員付きツアーの観光バスを駐車場にみかけると出くわすという感じです。

ユーロ外貨両替

マラガはスペインなので、通貨はユーロです。

マラガ市内に両替所はほとんどないので、空港や駅で両替を済ませておきたいところです。

それ以外は、市内にある銀行ATMから引き出すことになります。

クレジットカードはほとんどの店で使えます。スーパーマーケットでは合計額7ユーロ程度からカード支払いOKです。

自分は、日本の銀行にある外貨口座(ユーロ)から即引き落ちるカード支払いを主に活用しました。

ロングステイ候補地としてのマラガの評価

ロングステイの候補としてマラガは「アリ!」じゃないでしょうか。

マラガは活気があり先進国でありながら日本より安いコストで生活でき、食事が美味しい。

レンタカーがなくても公共交通機関だけで移動ができる。

コスタ・デル・ソルには、マラガ以外にも多数のリゾート地が点在しています。フエンヒローラなどを順番に滞在してみたいところです。

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(記事は2016年9月時点のものです。運賃や費用は滞在当時より値上がりしている可能性があります)